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[災害救護]日本赤十字社、初めて被災地へ「介護チーム」を派遣

2011.04.13

 日本赤十字社は、4月14日(木)から1カ月間、岩手県陸前高田市へ「介護チーム」を派遣することとなりました。
 日本赤十字社は、これまで604個班の救護班※1を被災地に派遣して、各地で医療救護活動を展開しておりますが、4月8日からのニーズ調査に基づき、日本赤十字社として初めて介護チームを正式に被災地へ派遣するものです。
 派遣される職員は、全国にある日本赤十字社の社会福祉施設※2で働く職員で、(仮称)日本赤十字社総合福祉センターの設置準備室のメンバーが中心となって、全国の日本赤十字社の施設間を調整して、支援活動を実施していきます。

1.派遣期間 平成23年4月14日(木)から平成23年5月13日(金)【1か月間】

2.派遣人員 32名〔介護職員22名、ボランティア(看護師)4名、事務担当6名〕
       (7~9名の4チームでローテーション)(介護職員は介護福祉士・保育士)

3.活動内容
(1)介護施設における介護業務の支援
 ・特別養護老人ホーム 高寿園(岩手県陸前高田市高田町)
 ・介護老人保健施設 松原苑(医療法人希望会 希望ヶ丘病院内:岩手県陸前高田市高田町)

 
○被災地の介護職員は、自身も被災者でありながら、要介護高齢者を24時間介護しなくてはいけないため、休暇が取れていない状況が続いているため、護チームが介護業務の支援を行うことで、被災地の介護職員の疲労軽減を図ります。

(2)避難所等における入浴介助及び「健康生活支援講習※」の実施
 ・入浴施設等において、要介護高齢者・障害者を対象に入浴介助を行う予定(現在調整中)。
 ・陸前高田市内の避難所で健康維持に役立つミニ講習を行う。
 
○避難所にいる高齢者は運動不足に陥りやすく、日本赤十字社が行っている「健康生活支援講習※3」を避難所で開催し、健康維持に役立ていただきます。

※1 救護班とは・・・医師、看護師、事務職員で構成される6名程度の医療チーム。地震発生直後より全国の赤十字病院から派遣された救護班は、避難所に救護所を開設、またそこを拠点とした巡回診療も展開しています。被害の大きかった岩手、宮城、福島の各県を始め、北海道、山形、栃木、茨城、長野、千葉を含めた9県で救護活動を行っています。

※2 日本赤十字社の社会福祉施設・・・老人福祉施設8カ所、児童福祉施設16カ所、・障害者福祉施設4カ所を運営しています。

※3 「健康生活支援講習」・・・日本赤十字社が行う講習。誰もが迎える高齢期を、すこやかに迎えるために必要な健康増進の知識や高齢者の支援・自立に向け役立つ介護技術を習得できます。

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