施設情報
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（7）第3班の活動報告！
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（7）第3班の活動報告！
１．支援・調査の概況
（１）支援期間
第3班：平成23年4月28日～5月6日（最終日程5月13日終了）
（２）支援内容
ア 施設支援
2班に引き続き9時から17時30分の日勤帯に職員の派遣を実施しました。
○特養 高寿園
高寿園は、2人／日で支援しており、施設職員との協力関係も良好な関係を醸成しています。ユニット型・従来型にそれぞれに職員は配置され、利用者の食事介助、見守り等を行っっています。また、施設職員に対してリラクゼーション、ホットタオルサービスも行いました。
○老健 松原苑
松原苑は、2人／日で支援を行いました。4月29日～5月1日は清掃業務、2日～5日は食事介助、入浴介助の他、洗髪サービス、レクリエーション等の支援を行いました。また、施設職員に対してもリラクゼーション、ホットタオルサービスを提供しました。
イ 避難所等の支援
○健康生活支援講習
各避難所を巡回し、リラクゼーション、ホットタオル、健康ミニ体操等を行いました。
日中は若い方は仕事、片付け等で外出する方が多く、避難所に残された高齢者が暇をもてあましていた。高齢者の多くはほとんど運動することもなく、このまま避難所生活を続けているうちに要介護状態になってしまうことが懸念されました。
また、高寿園と松原苑において職員の方を対象にリラクゼーション、ホットタオル等を行った。肩や背中を擦ったり、指先から肘にかけてローションを塗って擦っていると、職員の口からは日々の生活の苦労話や肉親が津波の犠牲になった話など、普段誰にも話すことができないような話が次々と話されました。大変好評でまたやってほしいとの声が多数ありました。
○遠野市社会福祉協議会との協働（十分にお風呂に入れない地区への支援）
遠野市社会福祉協議会が運営している被災地支援ボランティアネットワーク「遠野まごころネット」が調整している巡回足湯活動に介護チームが同行して健康生活支援講習の「ホットタオル」の提供を、1班、2班に引き続き実施した。
ただ、ゴールデンウィーク中は多くのボランティアが活動しており、その対応だけ
で大変なので「ゴールデンウィーク中は静かに過ごさせてほしい」との意見があり、
避難所への支援は控えめにし、その代わり高寿園と松原苑の職員に対するリラクゼー
ション、ホットタオルを実施することにした。
・神戸大学学生震災救援隊との活動
陸前高田市高田町：5月3日（和野会館）
２．支援スタッフ紹介
「介護チーム」は、（仮称）日本赤十字社総合福祉センターの準備室職員のほか、全国の日本赤十字社の福祉施設の職員が集まって構成されたいます。
