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[災害救護]日赤介護チームの活動報告(12)第4班の活動報告!

2011.05.13

[災害救護]日赤介護チームの活動報告(12)第4班の活動報告!

1.支援・調査の概況
(1)支援期間 
   第4班:平成23年5月5日~5月13日(最終日程5月13日終了)
(2)支援内容
 ア 施設支援
   3班に引き続き9時から17時30分の日勤帯に職員の派遣を実施しました。
 ○特養 高寿園
  高寿園は、2人/日で支援しており、施設職員との協力関係も良好な関係を醸成しています。ユニット型・従来型にそれぞれに職員は配置され、利用者の食事介助、見守り等を行っっています。また、施設職員に対してリラクゼーション、ホットタオルサービスも行いました。

 ○老健 松原苑
 松原苑は、2人/日で支援を行いました。5月6日~5月8日は、施設復旧におけるベッドの設置、カーテンの修繕及び取付、入浴介助を行いました。9日~12日は、入浴介助の他、入所者に係る衣類の洗濯業務等の支援を行いました。施設職員に対してもリラクゼーション、ホットタオルサービスを提供しました。
 また、4月下旬から施設修繕や、希望が丘病院からの引越が始まった松原苑では、現在他施設に入所中の利用者を迎えるために、急ピッチで復旧作業が進められています。そこで、第4班では、松原苑からの要請を受け、5月7日に介護チームの避難所支援班も施設修繕業務(介護用ベッドの設置、リネン交換、カーテンレールの修繕、カーテンの修繕および設置等)に加わり支援活動を実施しました。

 イ 避難所等の支援
 ○健康生活支援講習ボランティア指導員を中心とした活動
 各避難所を巡回し、リラクゼーション、ホットタオル、健康ミニ体操等を行いました。
 日中、若い方は仕事、片付け等で外出する方が多く、避難所に残された高齢者が暇をもてあましていた。高齢者の多くはほとんど運動することもなく、このまま避難所生活を続けているうちに要介護状態になってしまうことが懸念されました。
 陸前高田市では、ひかみの園、長部コミュニティセンター、第一中学校の避難所を訪問し、大槌町においては中央公民館、金沢小学校、大槌保育園を訪問して、足湯等のリラクゼーション、ホットタオル、傾聴等を行いました。
 長部コミュニティセンターにおいては、集団生活をおこなう上での更衣に係るプライバシー確保もできていない現状があり、避難者からの要望にて更衣用パーテーションを作成し設置しました。その他、各避難所でこころのケアが必要な避難者に関しては、都度、日赤のこころのケア班と連絡・協働する対応を実施しました。
 また、高寿園と松原苑において施設職員の方を対象にハンドケア等のリラクゼーション、ホットタオル等を行いました。各班ともに大変好評でした。

 ○遠野市社会福祉協議会との協働(十分にお風呂に入れない地区への支援)
 遠野市社会福祉協議会が運営している被災地支援ボランティアネットワーク「遠野まごころネット」が調整している遠野足湯隊活動に介護チームが同行し、災害時高齢者生活支援講習の「ホットタオル」の提供を、3班に引き続き実施しました。その際、「足湯」に関する講習会(2.5時間)に参加し、考え方や手順の共通認識を教わった上で、足湯利用者の人数に応じて、足湯・ホットタオルの分担を決めて実施しました。

2.支援スタッフ紹介
 「介護チーム」は、(仮称)日本赤十字社総合福祉センターの準備室職員のほか、全国の日本赤十字社の福祉施設の職員が集まって構成されたいます。

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