施設情報
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（14）第２次派遣スタート！第5班の活動開始
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（14）第５班の活動報告！
第二次の介護チームの派遣活動が５月３１日から始まりました。第二次派遣は、第一次派遣に続き第５班として、介護士４人、連絡調整員２人の合計６人が被災地で活動を実施しています。
１．支援・調査の概況
（１）支援期間
平成23年6月1日～6月30日（第５班は６月１日から５日まで）
（２）支援内容
被災地の福祉避難所等（特養または老健施設等）で不足している介護職員の業務を補うことを目的に、施設利用者に対して日勤帯の介護業務を支援します。
ア 活動地域 岩手県上閉伊郡大槌町
イ 支援施設
社会福祉法人堤福祉会 特別養護老人ホーム らふたぁヒルズ
社会福祉法人あかね会 介護老人保健施設ケアプラザおおつち
ウ 支援内容（両施設共通）
勤務時間：日勤帯（9時00分から17時）間の業務支援を行います。
支援人数：1日あたり介護士4人（各施設２人／日）
（３）具体的な支援状況（６月１日～３日の状況）
ア 特養 らふたぁヒルズ
らふたぁヒルズは、10人を１家族と見立てるユニットケアで対応している施設で、2階建ての建物に６ユニット、約60人の利用者の方が生活されています。協力要請は、日勤帯の中心職員として日常介護業務に従事することを期待されています。勤務初日の６月１日から入所者への食事介助や、入浴介助の業務を積極的に担当しています。
施設では、４月・５月と新規採用職員が雇用され、福祉業界の未経験者が多いため施設職員はトレーニングに当たる一方で、盛岡、秋田の社会福祉協議会からの派遣職員と、日赤の介護職員が共に協力して、利用者への生活介護を担っています。
イ ケアプラザおおつち
ケアプラザおおつちは、従来型の介護老人保健施設で、現在96人の利用者の方が生活されています。1階平屋建ての建物で、約30人を収容した認知症専門棟があります。協力要請は、日勤帯の中心職員として日常介護業務に従事することを期待されています。全国老人保健施設協会（全老健）からの応援職員と共に、勤務初日の６月１日から入所者への食事介助等の業務を担当しています。
施設では、６月前半で全老健等からの応援職員が無くなる等などのため、即戦力として、日赤の介護職員の期待が高くなっています。
２ 支援スタッフ紹介
「介護チーム」は、日本赤十字社の特養等の福祉施設、老人保健施設、赤十字病院で従事する介護職員、（仮称）日本赤十字社総合福祉センターの準備室職員の職員が集まって編成されたいます。
