施設情報
[災害救護]日赤介護チームの活動報告(15)ホットタオル活動再開!
気持ちいい!“ホットタオル”でリフレッシュ
大槌町の「まごころ広場」で再開!
6月3日、遠野市社会福祉協議会の被災地支援ボランティアネットワーク「遠野まごころネット」が運営する大槌町小鎚の弓道場横で展開している、「まごころ広場」で、日赤介護チーム、赤十字ボランティアが協働した避難所支援プロジェクトがスタートしました。
プロジェクトの活動場所である「まごころ広場」は、避難所で生活する被災者が気軽に立ち寄り、お茶屋や軽食を食べながら集うことができるコミュニティスペースです。被災者でありながら率先してその運営を取り仕切るのは、遠野まごころネットの手紙文庫館長の臼澤良一さんです。
5月から取り組みがスタートして、土日は遠くの避難所からも多くの人が集まります。臼澤さんは「いろんな人のつながりがこの広場を支えています。この場でいろんな方が集うことで、みんなの元気を分かち合いたい」と語ります。
日赤介護チームは、赤十字ボランティアとともに、被災者が多く集まる「まごころ広場」一角をお借りして、災害時高齢者生活支援講習のプログラムである「ホットタオル」を提供することとなりました。
初日の3日は、午前10時から「遠野まごころ広場」の一角からスタートしました。午前中の2時間で14人の方に提供しました。当初予定していたタオルの枚数が完売するほどの盛況でした。また、肩口からのリラクゼーションも大変好評でした。
低温が続く大槌などの沿岸部では、大変厳しい朝を迎えました。10時から始まった“ホットタオル”のサービスでは、「本当にこれだけのお湯でこんなに 温かくなるんだ!」と驚きの声が聞かれました。また、「本当は震災後の3月の直ぐに提供してほしかった!」との声も聞かれました。肩口や腰を温めることも有効で「きもちいい!」と思わず絶叫していました。