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【Pickup特集】-担当者からのひとこと(6)

2011.06.23

【Pickup特集】は、平成24年4月に開設するまでの間、整備事業に関係するさまざまな話題をシリーズにして、皆様にお伝えいたします。

 今回は、「採用情報」から特集「担当者からのひとこと2」と題して、整備事業に携わるスタッフの声を3回に渡りお伝えいたします。
 整備事業に携わるスタッフから「ひとこと」を言わせていただき、施設開設にかける思いや考えなどを「声」にして伝える特集です。


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【Pickup特集】-担当者からのひとこと2(1)

『都心の中の総合福祉センター ~人が人によって癒される笑顔のあふれる生活の場でありたい~』

                               広尾地区介護保険施設等設置準備室 参事 大橋 雪英
 

 「人の心の痛みを和らげることのできる仕事は何か?」が私の看護師志望の原点でした。高校生の多感な時に、まるでどこからかのお告げを受けたみたいに「それは看護婦(現在の看護師)しかない!」と確信し看護の道を歩んで参りました。
 長きに渡る病院での看護師人生の中で、多くの患者さんたちとの出会い、感動、学びがありました。忙しい業務の中で人の心の痛みを和らげる存在であるためにとカウンセリングの学びも深め、それは約35年のライフワークとなりました。
 5年間の特別養護老人ホームでの看護師生活の中で、「みんな違ってみんないい」というのを心から実感し、一人ひとりの素晴らしさを認めることができ、日々多くの笑顔の中で非常に楽しく過ごすことができました。
 平成24年4月開設の日本赤十字社総合福祉センターでも、それぞれが自由に語り合い、笑顔のあふれる施設をみんなの力で作って行きたいと願っています。
 自己(自分を取り巻く人々との関係性の中での他者の存在を含めた)を見失うことなく、自己の願いを見失わないように、施設に関わる全ての人々(利用者、職員、その他)と一緒に“人が人によって癒される笑顔のあふれる生活の場”を築き上げていきたいと願っています。
 “ここに来てよかった”“あなたに出逢えて嬉しかった”そんな声があふれる姿が目に浮かぶようです。
 みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。

平成23年 紫陽花色の雨が美しい季節に


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『人の可能性を見つけ出す施設作りを目指して』
                              広尾地区介護保険施設等設置準備室 参事 坂尻あつみ

 「高齢者だから、認知症だから、障害があるから何もできないということではなく、他者が少し手を差し延べるだけで人の可能性は拡がっていく。」これが福祉現場で高齢者や重度障害者の方達と関わってきて学んだことでした。
 近年、高齢者や障害者の福祉施策は激動路線を走っていますが、これらに翻弄されることなく、利用者一人ひとりに向き合い、個性を大事にし、可能性を追い求め、その人らしく生きることができる、そんな生活支援施設を作りあげていければと思っています。
 明るく、笑顔あふれる施設づくりを目ざしていきたいと思います。

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