施設情報
[災害救護]日本赤十字社で初めて「介護チーム」を編成!調査活動を実施
日本赤十字社は、(仮称)日本赤十字社総合福祉センターを、全国の赤十字の社会福祉施設の基幹センターとして位置づけ、研修会等を定期的に開催するほか、技術的な支援方法やプログラムを開発して、他の施設へそのノウハウを提供することとしています。
また、災害時には、介護福祉の側から救護活動について中核的役割を果たすことも重要な役割だと考えています。
今度、被災地の要介護高齢者にかかる支援が必要であるとの意見を踏まえ、新たに「介護チーム」を編成して、被災地における介護ニーズに対応した活動を行うこととしました。
1.活動内容
(1)被災地の特養または老健施設、福祉避難所等に従事している職員の交代要員として介護(福祉)士を派遣した「施設支援」を行います。
(2)上記(1)の支援を基本としながら、避難所の高齢者等の支援対策として、健康生活支援講習ボランティア指導員を中心としたミニ講習の開催や、自衛隊等の入浴支援施設等での高齢者・障害者の入浴介助を実施します。
2.活動計画
4月8日から10日までの間で、岩手県陸前高田市内において調査活動を行います。その結果を受けて、具体的に活動内容を策定することとしています。