施設情報
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（5）第2班の活動報告！
[災害救護]日赤介護チームの活動報告（5）第2班の活動報告！
１．支援・調査の概況
（１）支援期間
第2班：平成23年4月21日～4月29日（最終日程5月13日終了）
（２）支援内容
ア 施設支援
1班に引き続き9時から17時30分の日勤帯に職員を派遣しました。
○特養 高寿園
高寿園は、2人／日で支援しており、施設職員との協力関係も良好な関係を醸成しています。支援職員は、ユニット型・従来型にそれぞれ配置されて、利用者の食事介助、見守り等を行いました。
○老健 松原苑
松原苑は、2～3人／日で支援を行っています。4月22日～24日は避難先の希望が丘病院、25日に松原苑に戻るための移動支援を実施しました。26日～28日は修復された松原苑において清掃業務、入浴介助業務等の支援を行いました。
イ 避難所等の支援
○健康生活支援講習ボランティア指導員による支援
4月22日、23日、秋田県支部医療救護班に帯同して、陸前高田市高田町の巡回診療先の避難所で介護チームの活動について説明を行いました。避難所では、震災から1カ月が経過して、日中は仕事、自宅の片付け、市役所への手続き等で外出する方が多く、次へのステップを踏み出そうとする様子が窺えました。しかし一方で、横になって過ごす高齢の方から、「ようこそ」と私達を迎えて下さる方もおり、高田町の和野公民館では、お話を伺いながら肩へのリラクゼーション等を行いました。翌24日には再度和野公民館を訪れホットタオル（蒸しタオル）を提供しました。
高田町のひかみの園においてもご高齢の女性にホットタオルや足指の体操などを行いました。また、26日には小泉公民館、27日にはサンビレッジ高田においてもホットタオル、肩へのリラクゼーションを実施して好評でした。今後も避難所代表者等とアポイントを取りながら継続していきます。
○遠野市社会福祉協議会との協働（十分にお風呂に入れない地区への支援）
遠野市社会福祉協議会が運営している被災地支援ボランティアネットワーク「遠野まごころネット」が調整している、巡回足湯活動に介護チームが同行して健康生活支援講習の「ホットタオル」の提供を、1班に引き続き実施しました。いずれも好評でした。
また、陸前高田市の避難所における物資やサービスのニーズを確認するために足湯サービスを紹介しながら、市内の避難所を訪問した。
・遠野足湯隊との活動
小友町4月26日（モビリア オートキャンプ場）、27日（矢の浦公民館）
・日本財団ロードプロジェクト足湯隊との活動
大船渡市4月25日（大船渡中学校）
陸前高田市竹駒地区26日（竹駒地区の避難所を訪問しニーズ調査）
陸前高田市竹駒地区27日（前日訪問した避難所のうち竹駒公民館、細根沢公民館）
２．支援スタッフ紹介
「介護チーム」は、（仮称）日本赤十字社総合福祉センターの準備室職員のほか、全国の日本赤十字社の福祉施設の職員が集まって構成されたいます。
