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施設情報

[災害救護]日赤介護チームの活動報告（13）第１次派遣終了！第2次派遣準備中！


１．介護チーム活動の概要（第１次派遣）
　日本赤十字社介護チームは、赤十字の介護職員（介護福祉士等）5～6 人、連絡調整員1～2 人、健康生活支援講習ボランティア指導員1～2 人の計7～9 人からなり、被災地の高齢者施設や避難所等で被災者支援の活動にあたってまいりました。

（１）実施期間：平成23年4月14日～平成23年5月13日

（２）活動地域：岩手県陸前高田市（高田町地区を中心とする）

（３）派遣職員：32人
　・介護担当職員：22人（埼玉、徳島、福岡、鹿児島、沖縄各県の職員）
　・健康生活支援ボランティア：4人（静岡県・福岡県支部）
　・連絡調整員：6人（本社：広尾地区介護保険施設等設置準備室）

（４）活動内容
　岩手県、日本赤十字社岩手県支部、岩手県社会福祉協議会、岩手県陸前高田市長寿社会課と連絡・調整を行い、活動内容を計画して実行しました。

　ア　施設支援
　（ア）支援概要
　被災地の高齢者施設の収容者数への対応と、介護業務に従事している職員の疲労回復を図るため、陸前高田市の特別養護老人ホーム１施設、介護老人保健施設1 施設に介護福祉士を中心に職員を派遣し支援を行いました。利用者への食事介助、入浴介助、排泄介助のほか、施設が被災し避難していた利用者をもとの施設に移動する支援なども実施しました。

　（イ）支援施設名
　　・特別養護老人ホーム　高寿園
　　・介護老人保健施設　松原苑　

　（ウ）支援内容（両施設共通）　
　　・支援期間：平成23年4月14日～平成23年5月13日
　　・勤務時間：日勤帯（9時から17時30分）間の業務支援を行う。
　　・支援人数：1日あたり2人

　イ　避難所等の支援
　避難所における高齢者への支援として、健康生活支援講習ボランティア指導員によるホットタオルサービスやストレッチなどの健康維持に役立つ災害時高齢者生活支援講習や、ボランティア団体と協力して足浴サービス等を行いました。実績は下記表をご覧ください。

　（ア）健康生活支援講習ボランティア指導員を中心とした活動
　陸前高田市、大船渡市、大槌町では、健康生活支援講習ボランティア指導員のもと、災害時高齢者生活支援講習を避難所でミニ講習会などを開催しました。リラクゼーション、ホットタオル、傾聴などの活動通して被災者に寄り添う活動を実践しました。

　（イ）遠野市社会福祉協議会との協働（十分にお風呂に入れない地区への支援）
　遠野市社会福祉協議会が運営している被災地支援ボランティアネットワーク「遠野まごころネット」が調整している巡回足湯活動との協働活動を展開しましました。
　足湯隊の活動に、介護チームが同行して健康生活支援講習の「ホットタオル」の提供活動を行いました。
※協働団体：遠野足湯隊、日本財団ロードプロジェクト足湯隊、神戸大学震災救援隊


２．介護チーム活動の第２次派遣について
　日本赤十字社介護チームは、5 月13日をもって第１次の活動を終了しました。現在、6月からの第２次派遣に向けた活動の準備をしています。今後行われる現地調査を踏まえて、具体的に活動計画を決定します。

◎第1次活動レポート
【その14】日赤介護チームの活動報告（12）第4班の活動報告！
【その13】日赤介護チームの活動報告（11）施設職員へのケア活動！
【その12】日赤介護チームの活動報告（10）避難所でリラクゼーション等を提供！
【その11】日赤介護チームの活動報告（9）介護士が被災地支援でできること！
【その10】日赤介護チームの活動報告（8）赤十字広報特使 特養施設でホットタオルを提供
【その9】日赤介護チームの活動報告（7）第3班の活動報告！
【その8】日赤介護チームの活動報告（6）GW期間中の避難所と施設職員への支援！
【その7】日赤介護チームの活動報告（5）第2班の活動報告！
【その6】日赤介護チームの活動報告（4） 陸前高田市の和野会館でミニ講習会開催！
【その5】日赤介護チームの活動報告（3）陸前高田市のひかみの園でホットタオルを提供
【その4】日赤介護チームの活動報告（2）遠野市社会福祉協議会との協働プロジェクト始動！
【その3】日赤介護チームの活動報告（1）第１班の活動報告！
【その2】日本赤十字社、初めて被災地へ「介護チーム」を派遣
【その1】日本赤十字社で初めて「介護チーム」を編成！調査活動を実施

◎第1次派遣の活動報告書
　岩手県陸前高田市で活動しました第1次派遣の活動報告書が完成しました。
【報告書ダウンロード】報告書のダウンロードはクリックしてください！